アホウドリの楽園の果て
- IKU
- Jul 25, 2017
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今日はChris Jordanと言うアーティストの Midway:渦巻きからのメッセージ についてご紹介します。 Midway Atoll とは、ハワイ諸島北西にある環礁で、大陸から2000マイル以上も離れた島々です。 数々の海鳥が生育し、クロアシアホウドリの世界最大の繁殖地として有名です。 島には固有種の海鳥も数々存在していましたが、外来種の侵入や狩猟によって、その多くが絶滅したり、または絶滅危惧種になっています。 2009年から始まったMidway シリーズは、この島で死んで行ったアホウドリの死骸を使ったアート作品で、今も引き続き行われており、近く映画化されるようです。
ChirisのWeb Siteにある文章をなんちゃって翻訳してみました。 *************
ミッドウェイ環礁、一番近くの大陸から2000マイル以上も離れたこの島々で、私たち人間が大量に消費している物の残骸が驚くべきところからみつかった。 何千羽と言うアホウドリ(Albatross)の死骸の胃袋から。 . 産まれて間もないひな鳥が親鳥から致死量とも言える量のプラスティックをエサとして与えられているのだ。 アホウドリの親鳥は汚染された太平洋の海で、浮かんでいるゴミを食べ物と思い漁ってくるのだ。 私(Chris)にとって、膝まづいて鳥の死骸を見るのは、まるでぞっとする死の鏡を見ているよう。 この鳥の死骸たちは「後先を何も考えない消費者主義」を遂行する為に暴走する工業急成長の行きつく果ての姿を象徴しているようだ。 アホウドリと同じように、私たち人間は、もはや何が私たちの命やスピリットに健康をもたらし、何が有毒なのかを識別する能力が無くなってしまっている。 人間が出したゴミを喉に詰まらせて死んでしまった伝説のアホウドリは、私たちの「偉大なる挑戦」がそこ(Midway島)にあるのでなく、ココ(あなたが今いる場所)にあるんだと。それに気づいて欲しいと訴えているのだ。 写真アートのページ

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