マイクロプラスティック?!なにそれ?
- IKU
- Jul 17, 2017
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みなさま、今日はマイクロプラスティックについて書こうと思います。 実は調べていたら、ビックリするような数字がありましたので、まずはそれからご紹介します。 プラスチック製品は、2014年で3億1,100万トンの生産量があるそうですが、リサイクルされる量は、5%しかないそうです。
そして実態は、毎年800万トンものプラスチックゴミが海に廃棄され流れこんでいるのだそうです。これはゴミ収集車1台に全てプラスチックゴミを詰め込んだものを毎日1分おきに海に捨てていることになるそうです。 そして既に1億6,500トンのプラスティックが海に流れ込んでいるとか。 道ばたに落ちたゴミがどぶへ流れ、川へながれ、やがて海へ流れ。 その過程でぶつかったり、太陽の日を浴びて劣化して破壊し、小さなツブツブになります。

また、歯みがき剤や洗顔フォームに混ぜ込まれているスクラブ用のつぶつぶ。 このスクラブは極小さい粒のため、下水処理のフィルターを通り抜けて川へ、海へ流れています。

これらのツブツブを「マイクロプラスティック」と言います。 この小さな粒は、プラスティックですから何百年も分解されずに海を漂っています。 そしてプラスティックは油を吸着する性質を持っているので、海に漂っている汚染物質をべっとりとその周りにまとっています。 そのツブツブを小さな魚がプランクトンと間違って食べます。
小さな魚は中くらいのお魚の餌となります。
中くらいのお魚は大きなお魚の餌となります。
そして、その大きなお魚を人間が食べます。 .

実際には人間がプラスチックを食べてしまう訳ではなく、プラスチックに付着した汚染された油がプラスチックの成分である環境ホルモンを溶かしだし、魚が環境ホルモンに汚染されれいます。
その汚染された魚を人間が食べる事により、環境ホルモンが体内に蓄積されます。 それがさまざまな病気の原因のひとつになっています。 今や天然の魚でも安全と言う訳にもいかない世の中になりました。 魚を食す場合、マグロやサーモンなどの大きな魚は、食物連鎖により環境ホルモンの汚染濃度が濃いため、どちらかと言うと中、小の魚を食す方が良いようです。

また、食卓に並ぶ海塩の中にマイクロプラスティックが混入していると言うニュースもありました。 今私にできること、もう一回真剣に考えてみようと思います。
参考資料 http://www.independent.co.uk/…/microplastics-microbeads-oce… http://www.oa.u-tokyo.ac.jp/learnocean/news/0003.html http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3725/1.html https://oceanservice.noaa.gov/facts/microplastics.html
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